ご存知でしたか?軍慰安婦は戦後もあったことを。
敗戦のなんと3日後、占領軍の本拠地にあたる東京に占領軍の為の性的慰安施設を作り、すぐに「慰安婦募集」を行ないました。
日本政府は、「占領兵による性暴力を防ぐため」 と称して全国の遊郭に命じて米兵への性的サービスにあたらせたのです。
他都市でも、同様の施設が次々と作られました。結局、慰安婦の数が足りなくて、一般女性達に募集を呼びかけました。
慰安婦の募集は、だまし募集を行いました。敗戦後、子どもをかかえ生活に困窮した女性や、戦争で家族を失った女性の多くが募集に応じました。
ところが性病の蔓延が原因で施設はすぐ閉鎖になり、彼女たちは突然、失業状態におかれ 放置されました。その結果、彼女たちの多くは街頭に立って、占領兵相手に売春をせざるを えなくなりました。彼女たちは世間の人たちから「パンパン」と侮蔑的に言われました。
神戸では施設閉鎖の 3 日後に、M P (米軍の警察 ) と日本の警察が、小学生から 70 代までの 女性たちを暴力的に警察へ連れていき、局部検診をおこないました。
他県ではこの暴力的な キャッチ(検挙)がショックで、自殺した女子高生もいます。
戦後 70 年たっても、この問題は未解決のままです。これは占領期だけの問題ではなく、「従軍慰安婦」から現在に続く問題です。
今回は「占領期の女性への性暴力」を研究のテーマにされている茶園敏美さんにお話していただきます。
この問題について共に考えましょう。
● 日時 2015 年 11 月 14 日 ( 土 ) 18 時 30 分 ~21 時
*いつもと曜日と時間が違います。ご注意ください。
● 場所 ドーンセンター・4F 中会議室 1
(大阪府男女共同参画・青少年センター)
● 講師 茶園敏美 さん
(京都大学アジア研究教育推進ユニット (KUASU)研究員)
● 参加費 1000 円 *維持会員の方は無料です。