25年前私たちが活動を始めた頃に比べて、性暴力が被害者にどのような影響を与えるのかについては、広く知られるようになってきました。では、「回復」については?
結成から相談や裁判支援、公開講座等の活動をする中で、1996年には「心的外傷と回復」(ジュディス・L・ハーマン)と出会いました。
タイトルに掲げられた「回復」という文字がどれだ け希望を与えてくれたか、その時の気持ちは今も忘れられません。
今、私たちが語ることのできる「回復」を考えてみたいと企画した連続講座も最終回を迎えました。今回は、精神科医の久保田康愛さんにお越しいただきます。
久保田さんからは、性暴力被害のトラウマについて、また、精神科臨床の現場から見える回 復のプロセスやイメージを、具体的な事例も織り交ぜながら話していただく予定です。
性暴力が被害者に与える影響について改めて理解し、そこから「回復」していくとはどういうことなのか、専門家や支援者の関わりについて・・・等を考える時間にできれば、と考えています。
是非、一緒に「回復」について考えましょう!
●日時 2015年5月16日 (土) 18時30分 ~21時
いつもと日時が違います!ご注意ください!
● 場所 ドーンセンター・大会議室
(大阪府男女共同参画・青少年センター)
● 講師 久保田康愛 さん (市立加西病院 精神科医)
● 会費 1000円
*参加は女性のみ
*維持会員の方は無料です。
*事前申し込み不要。直接会場にお越し下さい。