国際人権NPO ヒューマンライツ・ナウが今年3 月に発表した「強要されるア
ダルトビデオ撮影 ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、 女性・少女に対
する人権侵害」報告書によって、若い女性たちが、巧妙なだましの手口でアダル
トビデオ(AV)に出演を強要されている実態が明らかになりました。これをきっ
かけに、体験を語る被害者も現れ始めました。同時に業界内をはじめ、さまざま
な反応も目にするようになり、AV を巡って何が起こっているのかが、やっと「目
に見える」ものとなりつつあると感じます。AV は、その制作過程に暴力、性暴力
が明らかに含まれている場合でも、「女優は自由意志で契約し出演している」「演
技だから問題ない」と言われ、被害がほとんど無視されてきました。この問題に
早くから取り組み、出演強要被害の裁判支援なども行ってきたポルノ被害と性暴
力を考える会のメンバー、金尻カズナさんを迎えて、出演強要の手口やAV 制作現
場の実態、被害者支援の具体的な方法などをお聞きします。
● 日時 2016 年11月22日 ( 火)
18 時30 分 ~21 時
● 場所 ドーンセンター・4F 中会議室1
( 大阪府男女共同参画・青少年センター)
● 講師 金尻カズナ さん
(ポルノ被害と性暴力を考える会)
● 会費 1000 円
*維持会員の方は無料です。*参加は女性のみ