2017年2月公開講座

女に値札をつける仕組みに怒りたい!

「女性は、エントリーしていない試合のリングにいつの間にか上げられ、勝手に評価されたり批判されたりする」と感じたことはありませんか。

 

昨年、集団わいせつ事件で逮捕された東大生は、「上位の〇大はカノジョ要員」「〇大は友達要員」「〇大はセックス、コンパ要員」「それ以下はネタ枠」と女子大生をランク付けし、「ネタ枠」とした女子大生をわいせつ行為の対象にしていました。

 

また、一昨年の年末に過労で「自殺」したとさかんに報じられた電通女性社員の死は、実は男性の過労死と同じではなく、残されたツイートに「女子力がないと言われるの、…(中略)…我慢の限界」「部長『髪ボサボサ、目が充血したまま出勤するな』」とあるように、男性上司からのセクハラもその要因でした。朝日新聞政治部次長の高橋純子さんは「女子力という言葉は、男性に使われると物差しとなり、上司に使われると途方もない抑圧となる」とコメントしています(冒頭の一文も高橋さんのものです)。

 

女性の全人格を性的魅力に一元化して勝手に「値札」をつけ、バッシングに利用する風潮も増殖しています。「『女性専用車両』に乗る女はブスばっかり」とタレントが放言し、「女性専用車両」に乗れなくなった女子高生もいます。「ミスコン」から「アンチエイジング」まで、この社会の「女に値札をつける仕組み」は女性を縛っています。

 

講師のお話を聞き、みんなのモヤモヤを言葉にしていきませんか?

● 日時 2017 年2月28日 ( 火)

    18 時30 分 ~21 時

● 場所 ドーンセンター・4F 中会議室2

    ( 大阪府男女共同参画・青少年センター)

● 講師 古久保さくら さん

   (大阪市立大学・人権問題研究センター所長)

● 会費 1000 円 

    *維持会員の方は無料です。*参加は女性のみ

ASAチラシ1702.pdf
PDFファイル 380.6 KB

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