5月公開講座

増殖する女性へのヘイトと性暴力

近年、特にネットでは「女性専用車両は男性差別だ!」という言論が多くなり、そういう反対運動があることは私たちも知っていましたが、今年3 月「女性専用車両を廃止しろ」という内容の脅迫文が、名古屋市営地下鉄各駅や市役所に相次いで届くという事件が起こりました。

 

ネットでの民族差別のヘイトスピーチやデマ情報を鵜呑みにした人たちが、やがて路上に出て在特会のヘイトデモを各地で行うようになったことを思い起こさずにはいられません。

 

また、東大生による集団強制わいせつ事件では、性交を伴わない、集団で女性を性的にいじめて楽しむという加害行為が行われ、これまでの性暴力事件とは異なる何かー女性へのヘイトとでもいうものーを強く感じさせられました。

 

ネットでは「女叩きカルチャー」が急速に盛り上がっているという指摘もあります。性差別的なヘイトスピーチは「女性への暴力」であると、国連会議のテーマにも取り上げられ国際問題になっています。

 

先日、筒井康隆がブログに投稿した「慰安婦像にみんなで精液をかけよう」というような呼びかけは、民族差別を隠れ蓑にした性暴力被害者バッシング、二次加害としか思えません。

 

今回は、この混沌とした「女叩き」の現状から、様々な言説を取り上げ、その背景にあるものを探っていけたらなと思います。

●日時 2017 年5月23日 ( 火)

    18 時30 分 ~21 時

● 場所 ドーンセンター・4F 中会議室1

    ( 大阪府男女共同参画・青少年センター)

● 講師 赤坂浩子

   (性暴力を許さない女の会スタッフ)

● 会費 1000 円 

    *維持会員の方は無料です。*参加は女性のみ

ASAチラシ1705.pdf
PDFファイル 379.5 KB

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