性暴力犯罪の被害者の多くは、不当に受けた被害を被害と訴えることができず、深い傷を抱えながら生きていかなければならないのが現状です。
やっとの思いで司法に訴えたにも関わらず、被害者の証言に信ぴょう性がないなどの理由で、無罪判決になることもあります。最高裁判所の痴漢無罪判決以降、「なぜこれが無罪に?」と疑問を感じるような判決も出されています。
最近の判決では、大阪地方裁判所堺支部で13 名への略取誘拐罪、強姦強盗罪で無期懲役の判決が出る一方で、神戸・大阪での強姦裁判では無罪判決が相次ぎました。最高裁判所の痴漢無罪判決後、司法の現場ではどのようなことが起きているのでしょうか。
今回は、これまで性暴力被害者の相談や事件を担当してこられた、弁護士の段林和江さんをお招きしてお話を伺います。最近の司法の動向を知ることで、今後の性暴力裁判について考えたいと思います。
ぜひ、みなさんご参加ください。
● 日時 2011年5月24日 (火) 18 時30分~21時
● 場所 ドーンセンター・中会議室
(大阪府男女共同参画・青少年センター)
● 講師 段林和江さん(弁護士)
● 会費 700円
*維持会員の方は無料です。
*参加は女性のみ。
事前申し込み不要。直接会場にお越しください。
● お問い合わせ先
性暴力を許さない女の会
大阪市東淀川郵便局私書箱15号
TEL 06-6322-2313(毎週火曜日 夜7~9時のみ)
● 毎回10~20名くらいのご参加をいただいている、ゆるやかな勉強会です。
初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。